サハラノコト

好きなことを探して生きていく

未来の見つめ方を考える

「北欧、暮らしの道具店」さんがつくっているYouTubeチャンネル、ご存知でしょうか。

WEBショップで取り扱う商品も素敵ですが、動画の中にも映像とメッセージが盛りこまれていて見終わった後の余韻も心地良い。

暮らしを整える大切さ、というと義務っぽく聞こえてしまいますが

自分の暮らしを大事にするってなんだかいいな、と穏やかな気持ちにさせてくれるモノやコトにたくさん触れることができます。

 

その中でブランディングディレクターの福田春美さんの語っていた「未来の描き方」がとても印象的でした。

未来はこんな生活スタイルだったらいいなというイメージをノートに描いていた、という内容だったのですが、

福田さんはなりたい職業を書いたことがないというのです。

私は…といえばなんの仕事をしようかな、と職業を選ぶという考え方しかしてきませんでした。

今までにない考え方だったのでとても衝撃を受けましたが、素敵な考え方だなあと思うようになったので深掘りしてみようと思います。

 

▼ひとり時間は好きなことへ没頭。パスタの沼へ?【変わりゆく暮らし】ブランディングディレクター・福田春美さん編 

【福田春美さん流】未来の見つめ方

インタビューテーマは『変わりゆく暮らし』。

生活様式の変化を余儀なくされた時期を経て、さまざまな人々の変わったこと・変わらないこと、日々の暮らしにどんな影響や心境の変化があったのかをお聞きする番組です。

 

とても印象的だった言葉を抜粋させていただきます。

『目標じゃない「やってみたい」を書く・描く』

小5のときに自分の好きなカルチャーに初めて触れた

いわゆるクリエイターに憧れを抱き漠然とこういう仕事がしたいなと思った

それを機に日記はつけられないタイプだったけど未来にこうしていたいみたいなの描くクセができていた

住む家の間取りを描くのが好きだった

いつかこういう家に、車に、犬にとか描いていていた

目標っていうほど真面目じゃなくて職業も書いたことないんですよ

自分で自分のスケジュールを決められる人

海外に年間仕事で何回か行ける人とか生活スタイルを書いているんじゃないかと思う

出典;ひとり時間は好きなことへ没頭。パスタの沼へ?【変わりゆく暮らし】ブランディングディレクター・福田春美さん編 

 

心底、驚いてしまいました。

幼い頃の私といえば、学校の先生、看護師、お菓子屋さん…

将来の夢=職業。

鉄板の方程式でした。

 

そして、ずっと考えていたことは

「どんな仕事について、安定した収入を得られるか?」

 

リストラされるような危機はほとんどないことが予想されて

かつ、ある程度の収入が得られる仕事。

仕事は仕事として割り切って安定した仕事をしていこう。

 

それは大人になっても変わることはありませんでした。

しかし頭と心が追いつかない期間が長く続き

うまくいかない現状に自分を責める日々。

そんなときに出会った動画でした。

 

生活のために働くこと。

私の両親がしてくれたことに感謝しています。

今まで私がしてきたことも否定するつもりもありません。

でも私は仕事を通して自分の価値を見つけてみたかったのかもしれない。

そんなくすぶっていた気持ちに、ほんのり気がつき始めました。

 

「仕事」は夢を叶えるための手段

仕事につくことがゴールになっていた

「仕事」という存在感が生活を占める割合が

ものすごく大きいので忘れてしまっていました。

 

仕事が私たちを幸せにしてくれるわけではないです。

そのことを実感したきっかけは

子どもの頃考えていた目標を達成していたことに気がついたからです。

 

いわゆる安定した職業についていたときもあったし

いつも人数不足の会社でリストラとは無縁だったり…

形はさまざまでしたが

幸いにも安定した収入が途絶えたことはありません。

働き始めてから、今までずっと。

ありがたいことです。

それに応えるように私もいつも一生懸命仕事をしてきたつもりです。

 

それなのに

ずっと満たされていない感じがしていました。

贅沢な悩みかもしれません。

でもこのモヤモヤを解決できずにいます。

 

どうしてモヤモヤしているのか

自分の希望が叶えられていることが当たり前になりすぎて

もっともっと、と上をみているのでしょうか。

もしくは

本当の「こうなりたい」は

別にあるからなのでしょうか。

 

例えば

仕事をすることで安定した家庭を築くこと

仕事を通して価値を作り出すこと

仕事を通して誰かを喜ばせること

仕事を通して誰かの助けになること

 

自分が大切にしたいことや叶えたいことに近づいているときに

充実感が生まれるのかもしれないと思うようになりました。

 

つきたい職業に「なる」のは一瞬の通過地点。

仕事を通してどんな夢を叶えていきたいのかが私には欠けていました。

 

それを気づかせてくれたのが鈴木春美さんの未来の見つめ方です。

何の仕事をするかよりも何を大事にして過ごすのか??

 

忙しなく毎日を過ごしていると

心が置き去りになってしまうことも多いと思います。

まさに私のことです。

でも立ち止まってじっくりと考えてみました。

 

私の理想の生活スタイルは…??

今までの私は「これだ!」と決めた仕事を

毎日長い時間こなして

夜遅くに帰り

ごはんを食べて眠る。

疲れのとれないまま朝寝坊をして

バタバタと仕事へ向かうという日々を過ごして来ました。

仕事が変わってもそのスタイルはいつも同じ。

そして悩むこともいつも同じでした。

 

ここら辺でこのループを断ち切りたい!!!

 

まずはモヤモヤとしている私なりのこんな風だったらいいなを書き出してみます。

 

・朝、コーヒーを入れてのむ時間がある

・気が向いたらいつでも行ける距離にコーヒー屋さんがある

・夜はゆっくり読書をする時間がある

・人と関わるのは好きだけど、一人の作業に集中する時間がある

・家族で「おいしい」「楽しい」を共有できる

・日当たりのいい部屋でゆっくりと過ごすことができる

・インテリアは白・グレーをベースに木の風合いや淡いブルーを差し色にしたい

・ペットと一緒に生活する

・「好き」を共有できる仲間がいる

・仲間は国籍問わず、いろんな考え方に触れたい

・大事にしたい人たちに年1回は会える

 

この中で実現しているのは2つ半くらいです…

キーワードは「時間」と「共有」でしょうか。

書き出す前は「モノ」が欠けているのかなあと思っていましたが

どうやら違ったみたいです。

さらに驚いたのは

今までしてきた仕事や生活との共通項が少ないということ。

モヤモヤするはずですね(汗)

 

とても一度には叶えられない内容ですが

とりあえずは

「こんなことを考えていたんだなー」と

気がついた自分を大事にして、

「安定した生活を送りたい」という

目標を叶えていた自分を褒めてあげようと思います。

 

「何をするか」だけではなく、「どうなりたいか」まで考えること

私は、もう30代半ばです。

会社のキャリアで考えると

これまでやってきたことを磨きあげたり、

何か始めるには遅いとか言われるような

年齢になってしまいました。

 

でも私は、ここで一旦立ち止まって考えることにしました。

何を大切にして、本当はどうなっていきたいのか。

今までは闇雲に走り抜けてきてしまいましたが

歩みをゆるめて心の声と向き合おうと思います。

 

もう遅すぎるのかもと不安に襲われるときもありますが

今から始めることができれば

40歳・50歳・60歳…

もっと長く充実した時間を送ることができるかもしれません。

 

ネガティブに押しつぶされそうなときは、

今のこの気持ちや春美さんの動画をもう一度観て

チャンネル内に出てくる春美さんをはじめとする

素敵な女性たちみたいに

自分の生活を大事にできる。

そんな時間を過ごせるようになりたいです。

花をかざるなんて、意味のないことだと思っていたのに

ずっと、花をかざるなんて意味のないことだと思っていました。

でもそれは

幸せを手放すのが怖いから、幸せなんていらないと

言っているのと同じことでした。

「今」を大切にして生きることを気づかせてくれた

きっかけについて綴っていきます。

 

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花を買うのにお金がかかる。

育てるのには時間がかかる。

毎日水を変えるのが面倒。

それなのに切り花にしてかざると数日で枯れてしまう。

そして何より、

枯れてしまった花を捨てる瞬間が一番嫌いでした。

 

キレイに咲いているときは注目されているのに

時期が来て枯れたらおしまい。

ぽいっと捨てられてしまう。

その瞬間がなんとも言えない罪悪感。

その罪悪感に耐えられなくて

花をかざるなんてことはしませんでした。

 

でもステキな雰囲気の人たちはみんな花をかざるなあと

気がついたのは最近のこと。

毎日水をあげて、

日の光に当てて、

大きな葉っぱを拭いたりしてあげる。

 

どうしてか惹かれて

そんな生活を送る方たちの動画を

なんとなく見始めるようになりました。

 

動画の中では

わたしが意味のないことだと思っていた行動を

その人たちは楽しんでいます。

大事にお手入れをして一緒に過ごしています。

 

今まであんなに興味がないと思っていたのに

丁寧な生活の様子に影響されたのでしょうか。

なんだかいいなあと思うようになっていきました。

 

実家は田舎なので大きな木や季節の花が咲くような環境でした。

葉っぱが落ちた木が囲われるようになれば

もうすぐ冬だなあと感じたり、

晴れた日には枝の上にキラキラ光る雪を見ていたり。

 

春になればふきのとうが顔を出したのを見つけて、

あ、今年も水仙が咲いたなあなんて

季節の変化を感じていました。

 

ひとり暮らしをするようになってからは

毎日の忙しさでそんなことすっかり忘れたつもりでした。

 

急いで前だけ見て職場へ向かい

暗くなってから帰宅する。

気がついたら季節は変わっていて

「変わりめ」をまた見逃してしまったと

時折思い出しては残念に思っていましたが

いつの間にかそれすらも忘れていたのでしょう。

 

そんなことを思い出していたら

久しぶりに花屋さんに足が向き

観葉植物のコーナーを見ていました。

まだ小さい繊細な枝葉を眺めて

何気なく1枚の葉っぱに触れてみました。

 

そのときの衝撃。

 

生きている葉の柔らかさとハリ。

絶妙なみずみずしさ。

なぜかしばらく立ち止まったまま動けませんでした。

 

うまく表現する言葉が見つけられず

「ああ、なんかいいなあ」

なんて薄っぺらい言葉しか出てこないのですが、

大袈裟に言えば感動したんだと思います。

胸にぐっとくるものがありました。

 

それから妙に花屋さんが気になって。

病院の帰り道にオレンジ色の花が目に入り、

思わず立ち寄ってしまいました。

 

そういえば、秋のくすんだ黄色や深いオレンジ色の花が

好きでした。

これから寒くなる季節にかざると

心が暖かくなるような色の花。

慣れない買い物でずいぶん時間がかかりましたが

ドライアンドラというネイティブフラワーと一輪挿しを買って

ドキドキしながら帰りました。

 

早速、窓辺にかざって過ごします。

今まで空いていた場所に花が一輪。

 

ただそれだけなのに

ちらりと視界に花が入ると

なんだかふんわりとした気持ち。

 

いつも頭で小難しく考えてしまってばかりでしたが

花を見て感じるのは

いいなあという真っ直ぐな感覚で

お気に入りの花鋏でお手入れするのは楽しくもありました。

蕾だったのがだんだんとふっくらとしてくると

思わず口元が緩んでしまいます。

 

水を変えるのが面倒だという心配は

優しい手触りの葉や茎に触れると不思議と穏やかな気持ちで

そんなに苦にはなりません。

 

植物を育てる人たちはこんな感覚を楽しんでいたのかなあと

少しわかった気がします。

 

花を入れ替える瞬間は、やっぱり好きにはなれません。

でも花を眺めたりお世話したりして感じる穏やかな気持ちは

なんとも言いがたく、いい時間を過ごせている感覚があります。

 

そうして思うことは

手放すのが嫌だからその行動をそもそもしないというのは

嫌われるのが怖いからお付き合いしないとか

裏切られるのが嫌だから信じないとか

そういう感覚と似ているのかなあと思うようになりました。

 

幸せを手放すことへの怯えから

だったら最初からいらないという考えでは

結局本当の幸せを知ることはできません。

本当は幸せになりたいと切望しているのにです。

 

そんなの悲しいですね。

いつかなくなってしまうかもしれないけど

絶対なんて約束はどこにもないです。

友達だって家族だって生きている限り永遠ではない。

でも一緒にいる幸せって変えがたいものですよね。

今、感じられる幸せをしっかりと感じる。

今を生きることが大切なはずです。

 

そう気がついてからは少し楽になった気がします。

花の寿命が来たら

今までありがとうと

感謝をしてさよならできるようになりました。

そのぶん毎日を大事に過ごします。

触れて眺めて、お水を変えて。

先のことばかり心配しすぎなくてもいい。

今をしっかりと感じることが生きるということ。

そんなことを教えてもらった気がします。

 

【現在】服薬治療中 - うつ病と生きていくために

お薬のおかげで気持ちの落ち込みが少なくなってきているし、一番落ちていたときよりも動けるようになってはいるのですが、持久力がなくてすぐ疲れてしまいます。

今の悩みは仕事を続けていけるかということ。

チームメンバーやお客様と話す機会が多いので、何年も続けていくことができるのかとても不安に思っています。

仕事に関する悩みはうつ病歴に関わらず人生の大きな課題。

長い人生の歩き方を見直す良いきっかけができたと思うことにしてはいるのですが…

なかなか難しいですね。

 

今の課題は「体力が戻らないこと」ではなくもっと深い理由があった

「疲れやすい」はうつ病関係なく多くの人が感じることです。

年齢や忙しさ、体型の変化や生活習慣…

さまざまな要因がある中でうつ病の疲れやすいという状態について泉谷閑示先生の本に興味深いことが書かれていました。

文章と共に、硬い殻に包まれている状態から殻を中から破る段階を3段階に分けた図が書かれているのですが、図は省略しています。(わかりにくくてすみません)

「引きこもる」ことには意味がある

このように、人は心理的なバリヤーが弱体化した時に物理的バリヤーの中に「引きこもる」わけですが、それは決して単に身を守るためだけではありません。/ここでちょっと「卵のふ化」について考えてみましょう(図6)。/1のように、中身がドロドロで十分に形を成すことができないうちは、その外側に硬い殻が必要です。そして殻に守られながらも、その内部では徐々に何かが形作られて行きます。それが殻を必要としない強さにまで成長すると、自ずと中からが破られ、形あるものが誕生することになります。

出典:泉谷閑示著 『「うつ」の効用 生まれ直しの哲学』

 

「殻をやぶる」という表現が胸に刺さりました。

 

動けないこと。

周りの音に敏感になりすぎていること。

人と話したいという気持ちが起きないこと。

それらは硬い殻に覆われているわたしを守るためのサインのようなものなのかもしれません。

 

だから、つらいのは「今だけ」なのかも。

少しずつ自分のカタチができていく途中にいるのかもしれない。

「まだこれから先がある」

「このままでいいんだ」

そう思うことができました。

自分を責める必要はないみたいです。

 

不甲斐ない状態を肯定してもらったような、胸のつかえがすとんと落ちて楽になったような、そんな感じがします。

 

泉谷閑示先生の本はうつ病治療中の方、そして身近な人が治療中という方にもおすすめです。

理路整然と書かれていますが、難しい表現がないのでとても読みやすかったです。

自分を見つめ直す

「病気が治る」=「いつもの状態に戻る」という印象をもってしまいますが、殻を破るということは生まれ変わることを意味しています。

さて、どう生まれ変わったらいいものか…?

 

ずっと長いこと頭でモヤモヤと考えていましたが、久しぶりに紙に自分の考えていることを書き出してみることを続けました。

ネガティブなことからちょっとした考えごとまで、自分しか見ないノートなので、言葉はあまり選ばずに感じるまま書いていきます。

 

これが結構わたしには合っていました。

一旦紙に書くと解決はしないもののちょっとすっきりします。

また同じようなこと感じてるなーとか

あれ、ちょっと調子いいかも、とか

気持ちの変化を少し離れたところから見ている感じです。

 

誰かに話そうとすると言葉を選んだり、ちょっとカッコつけてみたりしちゃいます。

そうすると体力の消耗が大きいので、一人で体調のいいときにこっそりやってみることをおすすめします。

小さな燻りが大きく広がる前に吐き出して、認めて、ふぅと息をついて落ち着いてみましょう。

うつ病と生きていくために

肩に力が入りすぎていたのかなあと自分の人生を振り返っています。

苦労は買ってでもしろ。

努力はいつか報われる。

もちろん必要な教えだと思いますが、がんばりすぎたのかもしれません。

他の人に比べたらやっぱりまだまだ!となりがちですが、そうやってオーバーヒートしてしまった状態がうつ病なのだと思います。

ずっとがんばってきたわたしたちだから、今だけ長いお休みとっても大丈夫ですよね。

卵の殻の中でしばし休憩。

 

自分の部屋、それがないときはイヤホンをして灯りを少し暗くして。

ベッドに潜り込んでみたり。

疲れてしまって音楽すら聴けなくなるときもありますよね。

 

光、音、匂い、情報…

つらいなあと感じるものとは一旦距離を置いて

自分が受け入れられる分だけを受け入れる。

そうしたらきっと少しずつ落ち着いていきますよね。

 

まずは居心地のいい殻の中を整えていきましょう。

そうしてちょっとずつ想像していけたらいいですよね。

 

殻を破ったら何をしようなあとか、

殻から出たらどんな姿をしているのかなあとか。

うつ病と生きていくということは、

そういうことなのかなあと思います。

【うつ病の診断】うつ病と家族、関係を崩さないためにできることとは

「うつは心の風邪

うつ病の人は励まさないほうがいい」

 

芸能人が公表するようになったことで、うつ病という疾患が広く知られるようになりましたが、「家族」でもお互いにどうやって接していいのか不安になることって多いのではないでしょうか。

毎日一緒で、一番近くにいるからこそ感じることってありますよね。

わたしは夫とふたり暮らしをしているのですが、やっぱり難しい問題です。

回復傾向にある今も悩みの種となっているのでうつ病患者自身と家族の目線、それぞれから考察してみたいと思います。

うつ病患者と家族に生じる摩擦

周りにうつ病だった人がいなかったので他人事でしたが、渦中の人となってみると毎日一緒にいる家族とはどうしても摩擦が生じます。

 

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今日の出来事をいつも通り話しかけてくれる夫

➡︎話がまったく頭に入ってこないわたし

 

気分転換に出かけようと誘ってくれる夫

➡︎体調が悪いし、全然そんな気分になれないわたし

 

うつ病なんて気持ちの持ちようだと思っている夫

➡︎自分ではどうしようもなくて、うつ病は病気のひとつだと認識しているわたし

 

今までどおり趣味の音楽を流して、動画を観る夫

➡︎今までは普通に過ごせていたのに音が耳に刺さるようで苦しいわたし

 

「普通」になってほしくて気にするなと言う夫

➡︎今までどおりのことができるようにがんばるわたし(でも、できない)

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ありがちかなあと思うのですが、どうでしょうか。

わたしもなるべく「今までどおり」にしたいとは思っているのですが、体がいうことを聞かないし、それどころではないのです。

でももし、逆の立場だったらわたしもうまく接することができるのか…。

自信はないです。

 

うつ病患者と家族、それぞれの気持ち

わたし(うつ病)が家族に対して思っていたこと

頭も体も心も今までどおりにできないし、そもそも「なにかする」のが大変なので何もしたくありませんでした。

夫のことが嫌いになったわけでは決してないのに、「会話する」ということは気分転換になり得ず疲労感が増すだけ。

キツい言い方になってしまいますが、体調の悪いときはとにかく放っておいてほしかったです。

放っておいてくれれば気を遣ってくれる夫に嫌な思いをさせることもないし、わたしも休むことができます。

「ああ、またうまくできなかった」と落ち込むこともつらかったですし、ひとりで静かにしていると少しほっとできました。

夫(家族)の気持ち

うつ病を疑って受診のきっかけをつくってくれたのは夫でした。

夫なりにいろいろ調べてくれたようです。

ただ、体に痛みが出ている段階のときはすごく心配してくれていましたが、精神的な症状が強まるにつれて少しずつ対応がキツくなっていきました。

 

病気だという認識はあっても、話しかけても心ここに在らずでは悲しくなってしまうでしょうし、なんとか早く治ってもらいたいという優しさがあることもわかります。

また、夫は自分の体調が悪くても仕事で成果を上げること、人に気を遣うことを忘れない人です。

だからこそ、「どうしてできないんだろう」という思いもあったのかなあと思います。

それが「うつ病なんて気持ちの持ちよう。そのうち良くなる」という言葉につながるのかなあと。

それにふたり暮らしをしていれば、「もしかして自分が…」とどこかで責任を感じる部分もあるのかもしれません。

 

夫の本当の気持ちはまだ聞くことができていません。

前ほど辛辣ではないですが、体調の話をすると「病んでるもんね」「あー、はいはい。ごめんねー」となかなか話にならないからです。

まあ、元気じゃない話をされても面倒ですよね。

夫の中ではまだ認めたくないという気持ちがあるのかもしれません。

それに、どんよりした人と一緒にいれば病気じゃなくても気持ち的に良くない方に引っ張られるでしょうし、たとえ知識があったとしても疲れてくるものですよね。

やっぱり人と人の関係はお互いに歩みよる気持ちが必要

うつ病は病気である。

うつ病患者も家族も、どちらも悪くない。

うつ病になったわたしは認知の歪みを解消したり、見直したほうがいい習慣はあると思いますが)

 

でもお互いがちょっとずつ歩み寄れればいいのかなと思います。

また一番悪い状態に戻っても思いやれる自信がある!とは言い切れないし、動けないことを理解してほしいという願いはあるのですが…。

「今は体調が悪いから少しそっとしておいてね(ちょっとこもりっきりになるけど、あなたのせいじゃないよ)」と言葉で伝えるとか。

まあ、わたしの場合は伝えたけど、機嫌を損ねてしまって気まずい思いをしたので、また言葉にするのはすごく怖いですが「あなたのことを嫌いになったわけじゃないよ」ということは伝わるように意識しておこうという心づもりです。

 

また、うつ病のご家族やパートナーがいる方は「今はそっとしておいたほうがいい時期なんだな」「自分のせいじゃないんだな」と意識して、ご自分の好きなことをしたりして気分転換することをおすすめします。

もし、無理してずっと一緒にいて、一緒に落ち込むことになったら大変です。

わたしはそうしてもらえた方が気が楽になりました。

 

今は「心の風邪」ではなく「心の骨折」という表現のほうが合っているという意見も多く聞かれます。

風邪のように早めにすっきりと完治することは難しく、骨折のように治るまで時間がかかる上にその部分には痕が残る、という解釈のようです。

うつ病ってやっぱり難しい病気ですね。

お互いの心の中は理解しようがないですが、優しい関係のまま一番つらい時期を乗り越えられるようにと願うばかりです。

【どん底期】これが、うつによる気分の落ち込み…?

うつ病による落ち込み方はいまだにうまく表現できません。

  • 気分の落ち込みが人生で一番ひどく、心が動かない気がする
  • 今まで楽しかったことにすら興味がなくなった
  • ウキウキするようなお誘いなのにそれどころじゃない
  • ぼーっとして無表情が普通になっている
  • とにかく疲れてつらくてどうしようもない
  • つらいけど逃げちゃだめだって思っている

こんなことで困っている方、そして過去の自分に向けて書いてみます。

まだうつ病が治っていない身なので参考になるかわかりませんが、ひとまず今の気持ちとしての記録です。

 

 

動けなくて、どうしようもないときの対処法

無理せず休む

「無理しない」って相当難しいですが…。

でもつらいときは休んでいいんだよ、って過去のわたしなら言ってほしかったと思います。

 

勇気をもって休む

わたしは将来に対する不安から新しいことを複数同時に始めたり、目一杯に詰め込んで勉強したり、調子が悪いのにがんばってしまいました。

でも無理をした結果、体調の悪化ですべて中断せざるを得ない状況に。

焦る気持ちはあるのに、頭も体もまったく言うことを聞いてくれません。

 

「せっかく始めたのにできなくなった」と感じていたので罪悪感がすごかったですが、もし、「今は休もう!!」と自分の意思で一旦お休みすることができていたら、心の持ちようも変わっていたのかなあ。

 

そして弱っているときは特に、いろいろと始めてはいけません…!

一つずつ、コツコツと進んでいきましょう。

 

職場に勤務の仕方・業務量を相談する

仕事への影響もどんどん大きくなっていきます。

わたしは職場にお願いして、こまめに休憩をとらせてもらうようにしていました。

 

業務内容がタスクワークではなく流動的であることと時期的に暇なタイミングだったこと、そして人数不足が重なって、休憩時間を多めにとっても出勤してくれる方が助かるという会社の状況が幸いでした。

嫌な顔をしないで休憩させてもらえて、本当にありがたかったです。

(人数不足が原因で退職したいのにできないという別の問題このあと起きるのですが、それはまたの機会に😭)

 

ちなみに、うつ病というと不眠で悩んでいる方が多いのかなというイメージでしたが、わたしの場合は過眠で大変でした。

一度、出勤して少し目を閉じている間に始業時間を過ぎていて非常に焦ったことがあります汗。

ひどいときはどんなに眠っても、ここにいる感じが曖昧というか自分の輪郭がはっきりしないというか…。

眠すぎたせいかもしれませんし、病気の症状かもしれません。

 

幸い、わたしは仕事をする時間を調整してもらうことでなんとか凌いでいましたが、職場によっては肩身の狭い思いをしたり、相談できずにいる人もたくさんいるのかなあと心配です。

業務の調整なんてどうせ無理に決まっていると諦めずに、一度相談してみてもいいのかなと思っています。

 

受診してみる

困りすぎたら、やっぱり精神科や心療内科で相談してみるのがいいと思います。

でも最初は、「こんな症状で病院なんて行ってもいいのかな」と躊躇うこともあると思いますが、大丈夫です(いえ、大丈夫な状況ではないと思うのですが)。

仕事が手につかないような状態は「日常生活に支障を来たしている」といえますし、「今まで楽しかったことが楽しく感じられない状態(興味や喜びの消失)」はうつ病の症状の一つです。

わたしはもう少し耐えてから受診することになるのですが、樺沢紫苑先生の動画がとても参考になりました。

もっと早く知っていればよかったと思うので、リンクを貼っておきます。

樺沢紫苑先生のYouTubeチャンネル|体調不良で受診を迷ったときに見てほしい

 

自分を守る、とは「逃げる」わけじゃない!

「休む」ことは自分を「守る」ために必要だと思うのですが、「あれ、これって逃げじゃないかな」と不安になることありませんか?

「逃げる」ってなんだかすごくネガティブなイメージとして刻まれていませんか?

わたしはすごく考えました。

そしてわたしなりの結論を出してみました。

 

「守る」と「逃げる」は違うんだと思います。

 

潰れてしまう前に「休む」という

戦略的撤退、つまり「逃げる」を選ぶってことは

自分自身を「守る」っていうことにつながる!

つまり、逃げているというより守っている

…理屈っぽいでしょうかw

でも自分を守ることは難しいときも多くて

わたし自身に言い聞かせています

 

そもそも逃げることだって悪いことじゃないと思います。

ゲームだって「戦う」「防御する」「逃げる」って選べますし、

ウサギにライオンと戦いなさいって無理があります。

状況を見て選ぶことって必要なことで

そもそもウサギはライオンと戦わなくちゃいけないような場所に

自分から進んで行かないような気がします。

 

人間だって動物のなかのひとつの種類です。

安心して生活できる場所を選んだり

動物的な感が働いたときは逃げてもいいと思いますし、

必要だったら自分の殻に一旦閉じこもったり、

つらいときは「つらい」って言っても大丈夫です。

いい香りの飲みものでも飲んで

ちょっと一息つきましょう😀

【身体症状出現期】うつの前兆②|体

人生最大のイライラに苦しんでいる頃、体の痛みをはじめさまざまな不調が現れるようになりました。

一つ治ってもまた次の不調が続きます。

病院でも顎関節症以外は原因がわからず。

異常がないのでお薬もありません。

 

でも、重なる不調は不安になるし、何よりつらいですよね。

 

当時参考にした記事のリンクや受診したときのこと、自分なりに試した対処方法などを書いていきます。

すこーしでも参考になれば幸いです。

 

 

次々にあらわれる体の痛みと不調(不定愁訴ってこういうことなのかも)

頭痛

仕事で疲れる時間帯になってくると決まって激しい頭痛が起きるようになりました。

頭痛薬で対処していましたが、毎回のことなので困ってしまいます。

帰宅すると倒れるようにソファーに横になっていました。

 

顎関節症

顎、というか噛み合わせが痛くてごはんを食べるのがつらかったです。

一番ひどいときは白米、キャベツ、豚肉。

このへんの食材で痛みが出るので麺類やお豆腐を食べていました。

 

わたしの対処法

  • 歯科受診(夜、マウスピースをつけて眠っています)
  • マッサージ

 

▼おすすめのマッサージ

ガチガチの【エラ張り】【歯ぎしり】に効く、「咬筋&内側翼突筋」リリース【大分市 腰痛治療家 GENRYU ( 安部元隆 )】 - YouTube顎関節症用というわけではありませんが、私はこのマッサージをすると楽になるので今も時々続けています。

他の動画も簡単でわかりやすいのでGENRYU先生に感謝です!!

ゆるい下腹部痛

病院に行かなくちゃ、と思うほど痛いわけではないけど

じんわり毎日痛い。

車の揺れや立ち上がるためにお腹に力が加わったときがつらかったです。

 

わたしの対処法

  • 漢方を飲む
  • 内科・婦人科受診

下腹部だったので念のため内科と婦人科を受診してみましたが、結果は全くの異常なし。

それでも症状は続くのでネットで見た情報を参考に、ドラッグストアで購入した血行をよくするという漢方を飲んで過ごしていました。

痛みが軽くなったので効果はあったのかなと思います。

 

▼当時参考にした記事

女性のストレス性下腹部痛、「骨盤内うっ血症候群」に注目を:MedWave Back Number

 

毎日動悸

脈のペースは正常。

でもどくん、どくん、大きく響く感じがしてつらい。

この頃から階段を登るのも歩くスピードが急激に遅くなったような気がします。

スピードだけではなくそもそもの体力がなくなって動きが鈍くなってきた、という感じです。

わたしの対処法

  • とにかく横になる
  • 漢方を飲む
  • 病院に行く

でも。

病院に行く前から「きっとなんともないって言われそうだなー」という予感すらあります。

念のため、ということで診てもらいました。

受診のとき先生たちが話していたのは、「患者さんからしたらこんなにつらいのに原因がないわけない!!!!って怒っちゃうこともあるよねえ。わたしたちも原因が見つからなければ、ストレスかなあとは思うけど。でも検査で異常がなければ診断は「異常なし」になっちゃうんだよねえ」

いえ、先生。

そうやって寄り添ってくれたら私としては充分嬉しいですよ。

優しい病院でよかったです。

 

▼当時参考にした記事

 

痛みは体のSOS!!やらなければよかったこと - 体調を悪化させた原因

きっとこの体に不調が出ている時期が肝なのかなと思います。

素人の考えですが。

体がSOSを出していることに気がついて、休む。

ここで疲れを回復させてあげれば、うつ病にならなかったのかなあ。

 

人生に焦ること

この時期、わたしはとにかく焦っていました。

やりたいことはあるけど成果は出ないし、毎日の仕事も目標を見失っていました。

このまま過ごしたら10年後、どんな人生になっているのか不安すぎる。

友だちはそれぞれ前に進んでいるように見えていました。

それに引き換え、わたしはここ5年ほど停滞している、という感情が焦りを昂らせています。

無理してがんばること

焦りが引き金となって、わたしはとにかく行動してみることにしました。

これが、よくなかったです。

 

一気にいろんな新しいことを始めました。

  • オンラインショップの立ち上げ
  • ブログの立ち上げ(2サイト)
  • 新しい資格の勉強
  • YouTubeで情報収集(意識高めのチャンネル)
  • オンラインサロンに加入
  • 投資の勉強

 

朝、いつもより少し早めに起きて作業してから情報収集をしながら出勤。

休憩中はごはんを簡素化して勉強、もしくはブログの更新。

終業後はスタバで作業。

体調は悪かったですが、まだまだがんばれると自分では思っていました。

早く成果を出そう、そして身をおく環境を変えていこう。

今まで足踏みしてしまったから、急がなくちゃ!!

 

 

ですが、そんなに早急に結果が出るわけもありません。

先にわたしの体の異変の方が大きくなってしまいました。

気がついたときにはもう自分ではどうしようもない状況。

これまでは気合いでなんとかやってきたのに、それができない。

 

頭が働かない。

体も動かない。

楽しいも悲しいも感じない。

なのに落ち込んでいる気がする。

家族の声もただ通り過ぎていく。

つらい。

消えたい。

 

心も体も疲れて、でもがんばっているあなたへ

今思えば、という話になってしまいますが。

疲れきってしまったときに一番すべきことは「今、精一杯がんばっていることに自分自身で気がつくこと」かなあと思います。

そして、できることなら「がんばってるね」って少しでも自分のことを認めてあげられれば満点です。

 

まだまだ…

もっともっと…

 

自分を追い詰めないでほしいです。

きっと、もう十分がんばっていると思います。

 

周りの人の言葉は関係ありません。

 

自分で自分を褒めてあげるときがあってもいいと思います。

 

そして、ちゃあんと息抜きをしましょう。

リラックスする時間があってもいいんです。

 

窓を開けて風の音、葉っぱのざわざわを感じる。

見上げてひろーい空、雲の流れをみてみる。

川の流れや水の音をただ、静かに感じる。

いい香りのするパン屋さんやコーヒー屋さんに行ってみる。

マッサージや整体でほぐしてもらってリラックスする。

心をほぐすのが難しいときは、

先に体をほぐしてしまうのもありだと思います。

 

ゆっくり息を吸って、吐いて。

焦らず、ひとつずつ進めていきましょう。

 

わたしもまだうまくできていないかもしれないけれど、

意識して自分を大事にしていこう。

そう思っています。

【イライラ期】うつの前兆①|心

うつ病の前兆〜初期症状〜現在までの経過を書きましたが、それぞれの時期について深堀して記録しておこうと思います。

うつ病の前兆はイライラの大爆発

2020年秋頃から私の「イライラ」という感情の火種が燻り始め、年末には大炎上しました。

しかし、今思えば急にこれほどの感情の波がくるって変だなあと感じます。

まさかうつ病の初期症状とは思いもしませんでした。

 

「喜怒哀楽」ではなく「怒哀喜楽」

精神科医の泉谷閑示先生著『「うつ」の効用 生まれ直しの哲学』によると、人間の感情は①怒→②哀→③喜→④楽の順番に表出されるそうです。

「喜怒哀楽」ではないのですね。

 

理性の場である「頭」は、「心」との間にある蓋を閉じて、感情のコントロールをしばしば行います。現代人は、かなり慢性的にこの蓋を閉めている状態になっていることがおいのですが、この図のように、抑えられて出られずにいる感情は「怒」「哀」「喜」「楽」の順番で溜まっているイメージで捉えられます。

(中略)

しかも一番上にあるのが「怒」なので、「頭」のコントロールに反発して最も初めに顔を出してくるのが「怒り」の感情だということになります。この「怒」が蓋を押し上げようとしてきた状態がイライラなのです。いわば火山が噴火する前に起こる地震のような感じです。

※泉谷閑示著『「うつ」の効用 生まれ直しの哲学』

 

通常の私であれば

「おっとりしている」

「怒ることあるの?」

と言われることが多く、自分でも怒りの感情が昂ることはそんなになかったと思っています。

(もちろん、おい!と言いたくなるときもありますがw)

 

それがとにかくイライライライライラ。

ときには頭を掻きむしらずにはいられず、落ち着かない状態に…

特に上司の話し方や行動がいちいち目につき、「なんだ、これ?」と自分でも不思議になることもありました。

気がついてもコントロールができない状態で非常に困りました。

上司がお菓子を食べてる様子にまで嫌悪感を抱くレベル。

さらに嫌悪感から「憎い」というレベルまでヒートアップすることになります汗

仕事に関しても上司が悪い、間違っている、私は悪くないという結論に何度も辿り着いてしまったことで雰囲気もギスギス。

 

今は治療の効果もあって落ち着きました。

上司は何も変わっていないけど私の心が大きく動いて静まった状態です。

 

イライラへの対処法

イライラから距離をとる

気持ちを昂らせる特定の対象があれば、この時期はとにかく距離をとるのがいいかなと思いました。

職場×人間関係が対象となった場合、難しい場面もあると思いますができる限りの対策です。

  • イヤホンをしてシャットアウト
  • 仕事に集中して極力接触を減らす
  • 休憩中は落ち着ける場所を見つけて仕事場から離れる
  • 5〜10分間瞑想をする

困っていることをやんわりと伝える

「最近体調が悪くてつらいときがあります」と伝えて、いつもと違うのは「その人のせい」ではなく「体のせい」です、といつもと違うことを伝えていました。

また、当たり前のことですが気持ちのコントロールが効かなくても連絡事項やお礼はきちんと伝えて、なるべくギスギスしないように気をつけていました。

日常生活がつらすぎるときは受診を考える

うつ病診断を受けた今だから言えることですが、症状が「イライラする」という身近な感情だったとしても日常生活に支障があれば受診してみるのも一つの方法です。

このときの私は人生で一番気持ちのコントロールがつかなくて苦しかったので、無視しないで向き合っていればよかったなと…

精神科・心療内科というと敷居が高く感じますが、実際は普通の内科外来のような雰囲気の病院も多くなっています。

早めに受診して意識的に休息をとったり、診断がつかなくても誰かに話してみることでわかることもあるのかなあ思います。

 

次回は、体に現れた症状についてまとめます。